先週の水曜日( 2019年4月17日 )に、中山みどり先生の主催で行われたコンサート 『 美女系プレイヤーの素敵な音色 』に行ってきました。会場は東京都練馬区にある、大泉学園 ゆめりあホール。
中山みどり先生については 4月26日のブログ にも書きましたが、現在東京都東村山市で、【 中山みどり アートハウス 】を運営されていて、音楽関連のイベントを中心に毎年たくさんのイベントを主催されています。
美女系コンサートは今回で10回目の開催だったそうですが、今回の演奏家の方々は、ピアニストの志鷹美紗さん、同じくピアニストの矢島愛子さん、ヴァイオリニストの永井久美子さん、フルーティストの原田詩子さんの4名でした。
この4名の方々は全員、桐朋学園大学の同級生だそうです。同じ大学の同期の卒業生が再会してコンサートで共演するなんて、素敵ですよね。しかもみなさん、それぞれの楽器のプロとして、輝かしい経歴をお持ちなのです。
こんなにすごい方々の共演なんて、なかなか見られません。 このコンサートの豪華なプログラムを見て、僕はすぐに行くことを決心しました。
当日会場に着くと、すでに多くの人が席に着き、開演を待っていました。僕は前から4列目ぐらいの真ん中の席へ着席。座ってから思い出しましたが、その席は昨年の美女系コンサートの時に座った席と同じ席でした。
中山みどり先生の司会進行でコンサートが開演。
プログラムは、ヴァイオリンの永井久美子さんとピアノの矢島愛子さんによる演奏、フルートの原田詩子さんとピアノの志鷹美紗さんによる演奏、矢島愛子さんと志鷹美紗さんによるピアノの連弾、そして最後は4人による演奏、という豪華な内容でした。
それぞれの楽器の旋律もハーモニーも大変美しく、うっとりしながら聴き入りました。息もぴったりで、時間が限られた中でここまで素晴らしい演奏ができるなんて、さすがプロだなぁと思いました。
永井久美子さんは堂々としていて、演奏に余裕を感じました。また、遅れてホールに入ってきた方が着席するまで演奏を始めずに待ってあげるという、さりげない気遣いがかっこよかったです。そして、演奏中の表情がとても素敵でした。
矢島愛子さんはとても楽しそうにピアノを演奏していたのが印象的でした。笑顔が魅力的で、演奏を終えた後は愛嬌たっぷりの笑顔で会場に微笑みかけていました。 そういえば、矢島さんの2年前のリサイタルでの演奏を絶賛しているブログがありました。⇒ 『 矢島愛子 さんというピアニスト凄い』
原田詩子さんは演奏している姿が絵になるぐらい、フルートがよく似合う方でした。原田詩子さんと志鷹美紗さんが演奏されたドップラーの『 ハンガリー田園協奏曲 』は僕にとって思い出深い曲で、原田さんのフルートの音色にとてもノスタルジーを感じました。
志鷹美紗さんの演奏はいつも CD や You Tube で聴いていますが、この日のコンサートでは、いつもとはまた違う志鷹さんの演奏を聴くことができました。ピアソラの『 リベルタンゴ 』ではタンゴ調のリズムに乗りながら演奏されていたのが印象的でした。
そして、今回のコンサートの主催者で司会・進行も務めた中山みどり先生は、この日も楽しいトークで会場を包んでいました。中山先生が作り出すアットホームな雰囲気がとても心地良かったです。
この美女系コンサートはこれからも、可能な限り、毎年行きたいです。
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